~職人が丁寧につくる「ほぐし織」の雨傘~
水彩画のような色柄の柔らかさと温かみが魅力
現在では限られた地域でしか製造されていない、希少な伝統技法である「ほぐし織」の雨傘です。
富士山をモチーフにデザインし、流れるようなストライプと、鮮やかなグラデーションが魅力です。
不純物の少ない富士山の湧水で染め上げた色鮮やかな傘は、暗い雰囲気になりがちな雨の日を明るく彩ります。
傘は末広がりな形をしています。
この形は「次第に繁栄・繁盛すること」を連想させるため、縁起が良いとされています。
結婚式や誕生日などのお祝い、お世話になっている方への贈り物としてもおすすめです。
【商品内容】
▪ほぐし織の雨傘「富士山/青」×1本
※「富士山/赤」も出品しております。「舟久保織物」でご検索ください。
【原材料】
▪生 地:ポリエステル100%、ほぐし織(防水/撥水)
▪シャフト:樫の木
▪親 骨:カーボンファイバー(8本骨手開き)
▪持ち手:ブナ
【ほぐし織について】
ほぐし織は水彩画のような色柄の柔らかさと温かみが魅力です。
色ごとに制作する「型」によって、花や木、幾何学模様などの様々な柄を自由に、カラフルに、そして大胆に表現することができます。
職人の手作業で丁寧に行う「染め」は、絵の具のようにナチュラルな色の重なりを生み出します。
「織り」の工程では、「絣(かすり)」と呼ばれる柄の輪郭がズレる現象が起こり、立体感が生まれ、味わい深い織物生地に仕上がります。
ほぐし織は、優れた「型作り職人・染め職人・織り職人」が揃わないと成立しない高度で貴重な日本有数の織物です。
~織物生地が出来るまで~
ほぐし織は、糸の1本1本に柄をつけてから織り上げる「先染め織物」です。
整経した経(たて)糸に、粗く緯(よこ)糸を織り込む「仮織」をします。この作業は、染めた時に糸がバラバラにならないようにする「ほぐし織」特有の工程です。
次に、平台に糸を綺麗に揃え、糸の上に「型」を乗せます。富士山の湧水、糊、染め粉を調合した染料を用意し、丸刷毛を使って型の上から1本1本、糸に色をつけていきます。
染め上げた糸を、高圧釜に入れて色を糸に定着させた後、織機にセットして「本織」をします。織りながら、糊で固まった糸を手で「ほぐし」ながら「仮織」の緯糸を抜きます。
この工程が「ほぐし織」の語源になっています。経糸が微妙にズレて水彩画のようなぼかしが生まれ、温かみのある生地に仕上がります。
【サイズ】親骨の長さ/60㎝、全長/約90㎝、差し渡し(開いた時の直径)/約102㎝
【重 量】約320g
山梨県富士吉田市
製品には尖った部分があります。常に周囲の安全を確認してからご使用ください。
ステッキがわりに使用しないでください。
持ち手、または先端が壊れたまま使用しないでください。
強風の際は、破損する恐れがありますので注意してご使用ください。
使用後は陰干ししてからおしまいください。
クレジット会社承認後、約1週間以内で発送いたします。
返品不可商品となっております。
舟久保織物は大正13年創業の織物工場です。富士山の麓の街《山梨県富士吉田市》にて、傘づくりをしています。水彩画のような色柄が魅力の《ほぐし織》という伝統技法を用いて作られた珍しい傘をぜひお楽しみください。
舟久保織物(山梨県)
(特定商取引法に基づく表記)