~人の手が生み出す美しさ~
手仕事の木工技術が生みだす“暮らしの道具”
岐阜県産東濃ひのきを使用したまな板です。
東濃地方は年間降水量が少なく冬の寒さが厳しい、樹木が育つには過酷な環境です。
そのため、東濃ひのきは他の地方の桧の何倍もの時間をかけて成長し、密な年輪となります。年輪が密である=木目が細かく木質が締まっているため、耐久性・耐水性に優れ、水回りの道具に打って付けの材といえます。
丸型まな板は使ってみると実に使いやすく、丸型ならではの利点があります。
例えば、普通の長方形まな板の両端の部分は、ネギなど長いものを切るとき以外はあまり使用していません。丸型は両端がない分、作業台を広々と使えます。また、奥行きがあるので、コロコロと転がる食材もキャッチします。まな板をクルクルと回しながら使えば、複数の食材をまな板に並べることができるのも丸型まな板の良さです。
他にも切り欠けのある形状なので、壁に立てかけて収納・乾燥ができ便利です。
【商品内容】
▪東濃ひのきの丸まな板×1枚
▪取扱説明書×1枚
※サイズは「L・M・S」がございます。ご希望のサイズをお選びください。
【材質】東濃ひのき柾目幅はぎ材
【板目と柾目】
木材は製材方法によって「板目」と「柾目」に大別されます。切り分け方によって異なる木目模様の種類です。
◉板目板
曲線まじりの木目模様です。丸太の端から切り出すので、一本の丸太から切り出せる量が柾目より多く、経済性に優れています。しかし、柾目に比べ反りやすく割れやすいという特徴があり「濡れる→乾燥」を繰り返すまな板には不向きといえます。
◉柾目板
直線に近いまっすぐな木目模様です。丸太の芯の部分から端にかけて縦に切って製材していきます。バームクーヘンを切り分けた断面を想像していただくとわかりやすいと思います。まな板にすると丈夫で反り・割れが起こりにくく、見た目が美しいという利点がありますが、価格が高いというデメリットがあります。
【一枚板まな板と幅はぎ合せ材まな板】
◉一枚板まな板
市場に出回っている「一枚板まな板」のほとんどが板目板を使用しています。先述の通り板目板は反り・割れが発生しやすいため「購入した翌日にまな板が反った」なんてことは珍しくありません。品質のことだけを考えれば「柾目の一枚板まな板」があれば最高ですが、柾目で幅のある桧材は希少であり、まな板に加工すると現実的な価格で提供することが困難です。
◉柾目の幅はぎ合せ材まな板
弊社では「板目の一枚板まな板」に比べ、反りにくく割れにくい「柾目の一枚板まな板」より、リーズナブルに提供できる「柾目の幅はぎ合せ材」を使用しています。柾目の幅はぎ合せ材とは、4枚~7枚ほどの柾目の板を幅方向に並べ接着し一枚の板にした材です。
現在の接着技術は品質、安全性共に非常に高く、接着した部分が剥がれることはまずありません。また幅はぎ材の接着は、すべて国内自社工場で行っており、食品衛生法に適合した接着剤を使用しております。
【Lサイズ】
サイズ:直径約35㎝×厚さ2㎝(切り欠き部分長さ34㎝)
重 量:約850g
【Mサイズ】
サイズ:直径約30㎝×厚さ2㎝(切り欠き部分長さ29㎝)
重 量:約650g
【Sサイズ】
サイズ:直径約25㎝×厚さ2㎝(切り欠き部分長さ24㎝)
重 量:約500g
三重県名張市
お取り扱い方法については、付属の説明書にてご確認ください。
クレジット会社承認後、7営業日ほどで出荷いたします。
返品不可商品となっております。ご確認のうえ、ご購入ください。
大正14年の創業以来、手仕事の木工技術を礎に、暮らしの道具を作り続けています。 継承される伝統技術を守りながら、最先端の木工機械の導入を積極的に進めています。