~木製の酒器が晩酌の時間をより楽しくさせる~
大橋量器の枡作りの技術とデザイナーとのコラボで誕生した、ほかにはないデザインの「おちょこと徳利」のセットです。
ヒノキの質感はどの食卓にもよく合い、おしゃれなデザインがいつもの晩酌に彩りを添えます。
スマートで場所をとらない形なので食器棚を圧迫せず、保管に便利です。おちょこの底は徳利とぴったり重なる形状に加工してあります。そのため、フタの代わりになり持ち運びにも便利です。
ちょっと家で飲みたいなという時、簡単に持ち出せて使うことができます。いつもの家のみが、この酒器ひとつで特別な時間を演出してくれるでしょう。「Ochoko×Tokkuri 」が日常の中に愉しみを与えられる存在となることを願っています。
【商品内容】
▪Ochoko×Tokkuri(おちょこ×1個、徳利×1本)×1セット
【材質】
国産檜
【デザイナー】
BLUES DESIGN 中村友治
◆枡の伝統
日本の枡の歴史はおよそ1300年。米などの穀物や農作物、魚、酒、油など、主に食料を量るために使われてきました。特に律令国家となって以来、年貢・税として農作物を領主や国に納める際の計量に欠かせない道具でしたが、その寸法は長らく統一されていませんでした。枡の規格が整ったのは、戦国時代。豊臣秀吉が量制の統一を図り、「京枡」を制定しました。さらに江戸時代前期には全国の枡の規格を統一。以来約300年間、枡は政治、農業、商業あるいは生活の数量的基準となり、枡の大きさは日本人の生活上の量の感覚として定着していったのです。1300年間その木製方形枡の形状はほぼ変わることなく今に伝わります。単位の変わった現在でも、お米やお酒を「一合、一升瓶」という尺貫法の単位で表すことがあります。
◆匠の技
『枡と地域』
全国で生産される枡の約80%は、岐阜県大垣市で作られています。大垣は木曽や東濃など、日本有数の檜の産地に近く、良質な天然檜を入手するのに恵まれた土地です。縁起物として実用品として、大垣から年間200万個の枡が全国の人々の元へ送り出されています。
『枡職人』
枡を作るのは枡職人。枡の3要素は、檜、道具・刃物、そして職人です。大橋量器の職人は伝統の規格枡を精度高く量産すると同時に、新製品や特注の枡を若い職人達のチームワークでつくり上げます。
『あられ組』
枡の技の最重要ポイント。4枚の板を組んでできている枡。その最も象徴的なデザインといえば、板の接合部分である組み目です。はかりとして活躍してきた枡にとって形を強固に保つあられ組は大切な技術です。檜の特性を引出し「木殺し」を施した組は、液体をも保持できる性能と枡の美しさを実現します。
『円盤鉋』
枡の表面仕上げは円盤鉋(かんな)でつるっと檜の木肌の質感を際立てます。職人の研ぎ澄まされた手先の感覚と円盤鉋との絶妙なハーモニーが、枡のなめらかな質感と手触りに仕上げます。
【サイズ】
徳利:縦54㎜×横54㎜×高さ137㎜
おちょこ:縦54㎜×横54㎜×高さ44㎜
【容 量】
徳利:200㎖
おちょこ:45㎖
岐阜県大垣市
【注意事項】
ご使用後は、なるべく早く枡の内側と飲み口を水でさっと洗い流してください。軽く水を切って、底を上にして自然乾燥させてください。
外側を(あまり)濡らさないようにしてください。外側を濡らしすぎると、木が過剰に水分を吸収し膨張するので、底板の間に「隙間」ができてしまいます。
食洗機や乾燥機の使用はお控えください。急乾燥は、 割れ・ヤニ・漏れの原因となります。
食器用洗剤で洗うことはお控えください。木の香りが消えやすくなってしまいます。
※離島への配送は行っておりませんので、ご購入の際には十分ご注意ください。
【保管方法】
洗浄後は、「湿気の少ない暗所」での保管をおすすめします。
高温多湿な場所や、直射日光にさらすと、割れ・ヤニ・漏れの原因となります。
乾燥しきらないまま風通しの悪い食器棚に戻すと、カビや変形の原因となりますので、しっかりと乾燥させてください。
【配送について】
クレジット会社承認後、熟練の職人がおひとつずつお作りいたしますので、商品がお手元に届くまで約3週間ほどお時間をいただきます。
※在庫がある場合には、すぐに出荷いたします。ご相談ください。
※離島への配送は行っておりませんので、ご購入の際には十分ご注意ください。
【返品について】
返品不可商品となっております。
当店は、日本ならではの伝統の道具“ます”を今に提案する枡専門ショップです。 当社は枡の生産量全国シェア80%を誇る産地・岐阜県大垣市から、枡の専門メーカーとして日夜木製枡を製造しております。 1300年の歴史を誇る日本の枡の素朴な形と、木のぬくもり、そして桧の甘い香りを皆様に是非味わっていただきたい。 そんな私たちの想いが詰まったお店を念頭に運営して参ります。