江戸盆栽作法に則った文人樹形工芸盆栽
日本の盆栽の代表的な樹種である「黒松」を模した伝統的な文人樹形のコンパクトサイズの工芸盆栽(アーティフィシャルBONSAI)です。
日本の職人が一つひとつ制作した工芸盆栽で、お手入れ不要、メインテナンスフリーで枯れることがありません。A-BONSAI Artcraft Bunjinはコンパクトで置く場所を選ばず、どこでも落ち着いた和の雰囲気を醸成します。
文人樹形は江戸後期から明治時代に活躍した文人墨客が好んだ盆栽のかたちです。松葉を知識に擬人化し、食事よりも勉学に勤しみ、やせっぽっちな姿でも頭にはたくさんの知識が詰まっていることを表現しています。
生木盆栽であれば育てるのが非常に難しい浅鉢でも、A-BONSAI Artcraft Bunjinであればお手入れ不要でも枯れることがなく、美しい姿がずっと維持されます。
「特徴」
・お手入れ不要で枯れません。
・虫が発生せず衛生的です。
・A-BONSAIで装飾することで和の上質な雰囲気が簡単に醸成できます。
【商品内容】
▪A-BONSAI Artcraft Bunjin(黒松)×1鉢
※他にも商品を出品しております。「A-BONSAI」でご検索ください。
【素 材】
[葉] プラスチック
[幹・枝] 紙・針金・粘土
[土] 粘土
[苔] ナイロン
[鉢] 陶器
【盆栽の歴史】
盆栽は中国の「盆景」がルーツです。平安時代に、中国から盆景が日本にもたらされました。室町時代に入ると、日本独自の盆栽的なものに変化しました。江戸時代には鎖国政策が取られ、その結果、盆栽は日本独自の文化として発展しました。特に、三代将軍徳川家光も盆栽を愛好していました。皇居には現在も徳川家光が愛好した「三代将軍」と命名された五葉松が生存しています。
江戸時代には、参勤交代の道中で楽しむために小品盆栽が生まれました。明治時代になると、盆栽は現在の形態に変化しました。この時代には、針金成形技法の技術も発展しました。明治6年(1873年)にはウィーン万博で盆栽が展示され、明治11年(1878年)にはパリ万博でも展示されるなど、盆栽は国際的な注目を集めました。
昭和39年(1964年)には、東京オリンピックに合わせて「オリンピック記念盆栽水石展」が開催され、盆栽から世界的な「BONSAI」という名称が生まれました。1925年には大宮盆栽村が制定され、関東大震災で被災した盆栽業者がそこに移り住みました。1970年には、大阪で開催された日本万国博覧会で政府が盆栽水石を展示しました。
そして、1989年には大宮市で第1回世界盆栽大会が開催されました。
2021年には東京オリンピックが開催され、同じ東京オリンピックの年にA-BONSAIという新しいスタイルのアーティフィシャル盆栽が生まれました。
【盆栽の楽しみ方など】
中国の「盆景」は景色を上から見下げて、巨人観を楽しむ一方、日本の「盆栽」は下から見上げて、大木の下にいる小さな自分を感じ、大自然や宇宙の中の小さな存在として楽しみます。盆栽には正面があり、正面から見上げることで、より大自然を感じることができます。また、盆栽の樹形には直幹樹形以外には流れがあり、流れに応じた形や空間の配置を楽しみます。代表的な盆栽の樹形には直幹、斜幹、模様木、文人木、双幹、寄せ植え、吹き流し、株立ち、懸崖(半懸崖)などがあります。
A-BONSAIシリーズの中品(ちゅうひん)盆栽には直幹、文人木、模様木があり、順次樹形を増やします。A-BONSAI Miniシリーズの小品(しょうひん)盆栽には文人木、半懸崖、模様木を揃えています。
盆栽には、枝の樹皮が枯れた「神(じん)」や幹の樹皮が枯れた「舎利(しゃり)」といった人工的に作られます。A-BONSAIも神と舎利があるものを作っていくことを考えています。
盆栽の種類は、松柏(しょうはく)、葉物(はもの)、実物(みもの)、花物(はなもの)などがあります。A-BONSAIは特に高級感を演出可能な松盆栽にフォーカスしています。
【サイズ】高さ25㎝×幅13㎝×奥行き13㎝
【重 量】180g
神奈川県横浜市
【取扱い方法】
必要に応じて針金の枝を曲げて好みのかたちに成形してください。
【お手入れ方法】
基本的にお手入れ不要、メインテナンスフリー。
埃がついたときなどは、掃除機で吸い取るか、ハンディワイパー埃取りでやさしくふき取ってください。
クレジット会社承認後、3営業日以内に発送いたします。
原則として返品はできません。予めご了承ください。
「日本の歴史、伝統、文化に関係するものを通じて世界中の人々の生活を豊かにする」ことを経営理念に掲げ事業展開を行っています。 また「自社で創造した日本の歴史、伝統、文化に関係するものを、すべての大陸に網羅的に届けること」をビジョンとしています。 同様な理念を有する企業と積極的にコラボレーションを行い、シナジー効果による価値創造を行っています。